明日への扉

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異種の固体を貼(は)り合わせるために用いられる材料。

物体どうしをくっつけるためには、古くから、紐(ひも)や縄により結ぶ、ほぞを切ってはめ込む、釘(くぎ)を打つ、糊(のり)で貼り付けるなどの手段がとられていた。

このうち糊による貼り付けが接着剤による接着の始まりである。

接着ということばが日本に現れるのは、宇田川榕菴(ようあん)訳による『厚生新編(こうせいしんぺん)』が初出である。

プラスチックとは、加温した状態で粘い流動性を示し、所定の形に成形できる有機高分子物質のなかの天然樹脂、合成樹脂の総称であるが、普通、プラスチックといえば合成樹脂およびそれらの成形物をさす。

同じ合成高分子物質である合成繊維と合成ゴムとは、その物性で区別することができ、それらの中間に位置するものである。

フィルム、塗料と接着剤もその使用形態上からプラスチックとみなされている。

プラスチックとは可塑物という意味で、ギリシア語のplastos(形成される)に由来する。

合成の高分子物質ではないが、ニトロセルロースを樟脳(しょうのう)で可塑化したセルロイドがプラスチックの先駆けである。

セルロイドは1868年にアメリカのハイアット兄弟によって発明された。

日本でも1905年(明治38)から生産され、台湾産の樟脳を可塑剤として利用し、世界一の生産をあげた時期もあったが、非常に燃えやすいのでその生産量が減少していった。

合成高分子としてのプラスチックは、1907年にアメリカのベークランドによるフェノール樹脂(いわゆるベークライト)の成形法発明の特許申請に始まる。

ついで1921年にユリア樹脂(尿素樹脂)、39年にメラミン樹脂などの熱硬化性樹脂が発明されていった。

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